VRレディは嘘!?マザーボードとCPU交換してみた【前編】
皆さんお久しぶりです。
冬のボーナスと年末調整で少し余裕ができた主です。
さて今回のタイトルは
ということで、2本立てでお送りいたしましょう。
今回は不穏な響きのこちら
VRレディは嘘!?
についてです。
例によって結論→詳細といった感じで紹介するので、結論だけでも見て行ってください。
さて、本題ですが、
今回書いている「VRレディ」とは、SteamVRでのベンチマークテストの結果についてです。
実は、SteamVRベンチで分かるのは、ほぼグラフィックボードの性能だけなんです。
実際、私の旧PCのスペックは
・メモリ : 無名メーカー8GBx2枚(16GB)
その他割愛。
といった状態でした。
このまま、以前の記事で書いた「PSVRをPCで使ってみた。」でSteamVRを起動し、遊んでみた所、ガクガクでゆっくり振り向かなければまともに表示されない。。。
それでも、SteamVRベンチの結果は「快適」となっていました。
今までは、TrinusVRやその他ソフトを経由しているからだろう。と思っていましたが、実際は違っていたのです。
さて、詳細の解説ですが
一番の問題は、CPUのスペック不足です。
そりゃ第4世代のi5じゃVRには耐えられませんよね。
結果として、旧PCではできなかったわけですし。
まともに表示されない、というのは
・振り向きに対して映像の描写が追いついていない。
ー視界真っ黒な状態が一瞬写り、後から映像がついてくる感じ。
・頭のトラッキングに対する映像の動きが少ない。
ー処理落ちによって、正確なトラッキングができていない。
と、主に2点でした。
理由を調べた結果をまとめると、
・映像自体の描写はGPUが担当していて、両目分の映像を一度に処理できるスペックが必要。
・トラッキング等の入力処理はCPUが担当していて、頭の動作を常に演算できるスペックが必要。
といった感じでした。
私の旧PCの場合、GPUのみを換装していたため、
「映像は処理できるが入力が処理できない状態」
になってしまっていたのです。
SteamVRのベンチマークでは、トラッキング入力に関するテストが行われていないようで、単純に映像の描写が可能かどうかで判断しているみたいでした。
(主の主観で記載していますので、真実とは異なる可能性がありますが・・・)
つまり、SteamVRベンチで「良い結果」が出たとしても、必ずしもPCVRができるとは限らない。ということです。
特に、CPUやメモリについてはVR系の話題に中々上がってこないので、見落としがちなのかもしれません。
まとめ
PCでVRを楽しみたい場合は、ベンチマークテストだけでなく実際のスペックや推奨スペックをよく確認して下さい。
特にHMD等は、そこそこの価格になりますのでフライングで買ってしまうと主のように痛い目を見ます。
VRが快適にできるPCに進化させたお話は、また次回書きたいと思いますのでそちらもぜひ御覧ください。
以上、本日の記事でした。
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